こんにちは。
寒さが一層増してきましたね。本格的な冬の到来を感じます。
寒さが強くなってくれば、肩をすくめ、首もなんだか前へと・・
手はポケットに入れ、全体的に姿勢も前へ前へと・・・なってはないでしょう
か?そうなると、筋肉も背骨もガチガチに固まってしまいますね。
ピラティスは背骨の動きが多く、丸めたり伸ばしたりする動作がたくさんありま
す。決して勢いで動かしていくのではなく、ゆっくりと動かしていきます。
背骨には4つの動きがありますね。
屈曲、伸展、側屈、回旋です。
この4つの動きを、
背骨を分節し積み上げていく、、、これをアーティキュレーションといいます。
このアーティキュレーションを意識して行うことで、背骨の深層筋の多裂筋の活
性化を図ることできますし、柔軟性も高めてくれます。
その他にも、背骨には自律神経が集中しているので、全身の不調の改善にも
つながっていきます。
背骨の歪みがあれば、神経を圧迫して心身の不調につながっている可能性も
あります。
(※自律神経は交感神経と副交感神経の2つがあります。内臓、血管などの働き
をコントロールし体内の環境を整える神経で、内臓や全身の血管や分泌腺を支配
しています。自分の意志でコントロールができるものではなく、反対に意識をし
なくても呼吸したり、胃や腸の蠕動運動があったり、汗をかいたりなど自律神経
があるため自分の意志に関係なくコントロールができています。)
背骨を動かすことで、神経の圧迫がなくなり機能を回復していくことにつながり
ます。お客様から、ピラティスを始めてから、気分がすっきりとしている、めま
いがなくなった、ストレスも感じなくなったなどお言葉をいただくことがありま
す。それは背骨を動かすことで感じることだと思います。
体調がすっきりとしないからといって、お薬で対処するのではなく、
背骨を動かして心身の不調を改善していただけたらと思います!
ご自宅でできるエクササイズをお伝えしますね。
あぐらになり、片方の手を頭上で横へと。
背骨の側屈です。
状態を前へと倒し、背骨の屈曲です。
背骨の伸展と回旋
いずれもゆっくりと、下から順番に動かすことに集中したいです。
もちろん、一番大切な呼吸を忘れないように!!
この動きだけでもきちんと意識をして行えば、
コアの筋肉(腹横筋、骨盤底筋、横隔膜、多裂筋)はもちろん、
脊柱起立筋、外内腹斜筋、肩甲骨周辺の筋肉を使っています。
背骨を積み上げるイメージをしていただけたらと思います。
ご自宅でしたら、壁を背にしていただいたら下から、1個ずつ背骨を積み上げて
いく、壁に貼り付けていく、これがアーティキュレーションとなります。
体幹が入った中で、行っていただきたいです!
毎日続けていくと必ず変化を感じていただけると思います。
背骨をしっかりと動かして、心身共に元気でいましょう!!
岡山・倉敷ピラティスヨガスタジオ・LitheMB