こんにちは。
2月となりました。世界的にもコロナの勢いは止まることなく、これまでにないペースで急増して
いますが、体調はおかわりないでしょうか?
ウイルス変異を何度も繰り返し、新たなオミクロン株やステルスオミクロン株。
接触感染、飛沫感染、エアゾル感染など感染経路を意識した感染対策はもちろん
重要ではありますが、まず自身の身体の抵抗力は日ごろから高めておきたいですね。
これは、日々の積み重ねなのでここ最近意識をして作られていくものではないんですね。
毎日の積み重ねが大切だと実感しています。
今日は、肘の痛みについてまとめてみました。
実は私自身が経験した、現在も継続中の上腕骨外側上顆炎(テニス肘)についてです。
テニス肘
耳にしたことがあると思いますが、これはテニスをしている方や運動している人に
おこるだけではなく、職業によっても起こりやすいです。
例えば、塗装工、配管工、運送業、大工さんなど前腕といわれる筋肉を酷使する
方々はおこりやすいです。
他にも、主婦の方や料理人などの方もなりますね。
(親指側・・・橈骨 小指側…尺骨)
テニス肘と呼ばれる障害の中に、肘の内側が痛む内側型と外側が痛む外側型があります。
外側の方が内側よりも発症率は高いです。
図よりは、実際に肉眼で説明を聞いた方が分かりやすいとは思いますが、
外側上顆炎についてまとめてみました。
①~③の筋肉は手根伸筋群です。これらの起始部が肘の外側で障害され疼痛が生じます。
ちなみに、中指を上に反らし(背屈)て肘に痛みが出るようなら、短橈側手根伸筋を痛めており
人差し指を背屈させ、肘に痛みが出るようなら、長橈側手根伸筋の障害と考えられます。
筋肉の付け根の腱に炎症が起きます。
原因
多くは使いすぎ、いわゆるオーバーユース。
症状
手首を反らせたり、内外の動き、指を伸ばすなど手首を使った動作。
短橈側手根伸筋の場合は、手のひらを下にして行うPC操作や、雑巾しぼり、買い物袋を持つなど
強い痛みを生じます。
治療・予防
保存療法と手術療法とあります。
保存療法・・・薬物療法(ステロイド注射)装具の着用など。
ストレッチやエクササイズ。
私達が提供できることはストレッチやエクササイズです。
肩や肘のストレッチの他、肩や肘、背中のトレーニングなどが大切です。
ピラティスで安定性を重視した深層筋の地味な動きから、服を着せていくように表層筋への
エクササイズへとつなげていき筋力アップへともっていきたいです。
(↑骨盤後傾気味ですが・・・ニュートラルで行きたいです(笑))
予防には、衝撃を吸収してくれるサポーターやテーピングなども良いです。
痛みが強い急性期の時には安静が必要ですが、あまり動かさないでいると
硬くなり血行不良となり痛みも悪化するだけなので、多少の痛みが残存していても
最初はエアーだけの動きで少しずつ動かしていきたいです。
手首だけの動きではなく体幹が安定した中で、肩や肩甲骨、背中のエクササイズを取り入れていき
強化へもっていきたいですね。
腱や靭帯の部分には、筋肉とは違い血流が乏しい部位が多く、歳を重ねれば重ねるほど
修復には時間を要します。
患部のストレッチ、マッサージ、エクササイズと自己ケアがとても大切となりますね。
痛める前に、事前に身体のケアをしておければと思います!
良ければご相談下さいね。お待ちしております。
岡山・倉敷ピラティスヨガスタジオ・LitheMB