こんばんは。
花粉が少し落ち着いてきましたね。
毎年春先の花粉症でお辛い方はアレルーギ対策ハーブもありますので、
是非お試し下さい!
即効性はないので、日頃から飲用していただく事をすすめいたします。
今後お薬に少しでも頼りたくないと思われる方は
ご相談下さいね。
今日は肩のこと、肩の関節について記載していきたいと思います。
肩という言葉をきいて、すぐに触る場所といえば

ここらあたりかと思いますがいかがでしょうか?
肩関節は、主に上腕骨、肩甲骨、鎖骨から構成されており、
上腕骨の先端にある骨頭と呼ばれる球状の部分が肩甲骨のくぼみ(関節窩)に
はまり込む構造となっている肩甲上腕関節のことを肩関節とよびます。
この肩には5つの関節があります。
解剖学的関節・・関節包や軟骨などでおおわれている

機能的関節・・関節包や軟骨は持たないが、肩の痛みや可動域の大きな制限となる。

この中の関節で最も肩の中心となるのが①肩甲上腕関節となります。
この関節は、あらゆる方向へ腕を動かす球関節となります。

日常の中で肩を使うことは多く、歳を重ねるごとに痛みや故障を伴いやすい
場所にもなります。
お客様の中でも肩や肩甲骨周辺の筋肉が硬く、腕が上がらなかったり、
可動域が低い方も多いです。
まずは日常の中で苦痛がないお身体へもっていきたいですね。
股関節と比べてみると、
関節のボール(骨頭)が受け皿(臼蓋(キュウガイ))に支えらる面積が少ないので、
脱臼をおこしやすく、とても不安定な場所となります。
肩の関節の構造を理解しておきたいです。

股関節の受け皿(臼蓋)

肩の受け皿(臼蓋)
②胸鎖関節
体幹と上肢をつなぐ唯一の関節となります。
体幹と肩、腕を連動させる重要な役割があります。
③肩鎖関節
可動域が小さい平面な関節となります。
鎖骨の肩峰端と肩甲骨の肩峰が連結する関節です。
腕を骨盤の横から耳横まで動かす、肩甲上腕リズムを可能にします。
④肩甲胸郭関節
肩甲骨の動きで、肩関節の土台となります。
肩甲骨は筋肉や鎖骨を介して連結しているだけで、とても不安定な場所となります。
肩甲骨と胸郭関節、肩鎖関節は常に連動しています。
⑤肩峰下関節(第2肩関節や肩峰下滑液包とも呼ばれる)
肩甲骨の肩峰と上腕骨の間でクッションの役割を果たします。
腕を上げる時に肩峰下関節が上腕骨頭と肩峰の間に滑り込み
クッションの役割を果たすことで、肩関節がスムーズな動きをする。
肩という場所で、5つの関節を有する場所となります。
しかし、関節の結合が緩いので可動域が大きい割には、脱臼や故障などが
おこりやすい場所となりますね。
次回は、肩関節の安定に関与するローテーターカフ(肩のインナーマッスル)や
肩甲骨の筋肉について記載ができればと思います(^^)/
岡山・倉敷ピラティスヨガスタジオ・LitheMB