こんばんは!
コロナの状況も少しずつ感染者が増えており、ウイズコロナで自分たちでできる
対策はしっかり行いつつ乗り越えていきたいと思います。
さて、今日はピラティスで基本的なこと。
骨盤のニュートラルとインプリントの違いです。
ピラティスをされた方なら1度は耳にしている文言だと思いますが、
違いを知っておられますか?
関わる筋肉
ニュートラル・・・腹横筋+腹斜筋+腹直筋(アイソメトリック収縮)
インプリント・・・腹横筋+腹斜筋+腹直筋(コンセントリック収縮)
アイソメトリック収縮(等尺性筋収縮)
関節は動かないが、少し力が入っている状態。
コンセントリック収縮(短縮性筋収縮)
筋肉が収縮しながら縮まること。
腹横筋は一番下。
腹斜筋は下から内腹斜筋、外腹斜筋となります。
ニュートラル・・・骨盤の中間位
三角形を作り人差し指恥骨
手首が腸骨(腰骨)の所へ当たる場所。
仰向けでこの三角形の面が床と並行
立位でこの三角形の面が床に対して垂直
が、骨盤のニュートラルポジションと言われています。
ピラティスではしきりに
「骨盤ニュートラルで」
「脊柱ニュートラルで」
ということを伝えていきます。
インプリント・・・やや骨盤が後傾 やや腰椎が屈曲
この「やや」がポイントとなります。わずかにということです。
インプリントを超えると、それは完全に骨盤の後傾位となります。
完全な骨盤の後傾になると、殿筋やハムストリングにスイッチが入りやすくなったり、
入ってしまうのでここは使い分けをしていきたいです。
👇インプリント行き過ぎ
動いてみます!!
👇 それでも3回目のインプリントは少し行き過ぎていると感じます・・・
👆 もうこれは完全な骨盤の後傾位となります。
こうなると殿筋やハムにスイッチがはいります。
インプリント&リリースのニュートラルとインプリントの動きでは
この骨盤の動きは欲しくないです。お腹の力だけで動いて
腹筋をコンセントリック収縮とアイソメトリック収縮と使い分け
骨盤を動かしていきたいです!!
人によってはニュートラルを維持できない人もます。
・腹筋が弱いかた
腹筋が強くなるまでインプリントで。腹筋が働きやすくなれば最終的には
ニュートラルのポジションで様々なエクササイズをしていきたいです。
ニュートラルのメリットって??
・身体に受ける衝撃を吸収してくれるポジションとなります。
なので、骨盤が前傾でもない、後傾でもない真ん中、中間位のポジションと
なります。
ただ、人によってこのニュートラルポジションはかわります。
例えば、男性の方で殿筋がすごく発達していれば、仰向けになったときは
腰が反り、自然とマットと腰の間に隙間ができます。
他にも背中を無理くりそらせて骨盤のニュートラルポジションを作るのではなく
仙骨を自然とマットに預けて、ポジションのセットをしていきたいです。
なので、インプリントになる方もおられますね。
腰が過剰に過緊張になるポジションはさけていきたいですね。
ニュートラルポジションとインプリントポジションを使い分けて
エクササイズを展開し、動けるお身体へと導いてあげたいです!!
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